Zen2.0プレイベント~傳田妙京先生によるマインドフルな野点会レポート

こんにちは。Zen2.0スピーカーフォローチームの田中です。

今日は7月23日(日)に鎌倉、衣張山で行われたZen2.0のプレイベント、野点をレポートさせていただきます。Zen2.0カンファレンスで講演と体験セッションを行ってくださる武者小路千家茶道教授 傳田妙京先生による略盆点前を広報、スピーカーフォローチームの有志で体験をしました。

こんなに暑いのに、外でお抹茶?!とんでもない、と言う声が聞こえてきそうですが、実はほとんど暑さは感じず、とても快適で、素晴らしい場でした。お天気は曇り。直射日光は全くなく、衣張山山頂は心地よい海風が通り抜け、連日の猛暑が嘘のようでした。

では、実際の様子を写真と共にお伝えします。

9時に鎌倉駅集合して、準備をすませ、出発!

住宅街のすぐ近くに登り口がありました。鎌倉は自然を満喫できるハイキングコースがいくつもあり、身近に自然を感じることができます。マインドフルネスには本当にいい環境です。いきなり登りの階段が続きます。

見てください、この緑の多さ。ほとんど人の手の加わった感じがしないところがとってもいいですね。

頂上手前で、突然の参加者に気が付きました。生まれたばかりの蝉です。羽が透明でまだ緑がかっています。どのような経緯でやってきたかは不明ですが、この後、この蝉は一日中、私達と一緒にマインドフル体験をすることになりました。Welcome!!!

衣張山山頂到着!

この場所からは、海と山、同時に堪能できます。材木座海岸、由比ガ浜、江の島の海も一望できますし、富士山も見ることができるのです。この時は、富士山のすそ野が薄っすらと見えました。写真には写らないのが残念です。お天気も曇りでそれ程暑くもなく、風通しがとてもよくて、野点には最高の環境です。

お点前を始める前に、1分の瞑想を行いました。

今ここを感じます。通り抜ける風の感覚、風の音、草木が風になびく音、蝉の声、鶯の声、仲間の気配。ハイキング気分から、一気にお茶の場に変わりました。

最初は傳田先生が全員にお抹茶を点ててくれ、次は参加者が自分の為にお抹茶を点てました。この流れはZen2.0の体験ワークショップも同じです。

お茶の場は大きく分けて3部構成だそうです。最初が、清め。フクサで棗、茶杓を拭きます。棗、茶杓を拭くというより、場を清める意識でやるそうです。

そして、お茶室ですと、主人が最高のおもてなしの為に、お花を生け、掛け軸をかけます。富士山の掛け軸も多いそうなのですが、何と、茶の場が始まると、それまで、すそ野付近しか見えなかった富士山の山頂がはっきり分かるように見えているではありませんか!掛け軸のかわりに、富士山が姿を現してくれました。

皆、自然のおもてなしに心打たれました。傳田先生によれば、虹が出た時もあるし、このようなことは結構あるそうです。マインドフルな場のパワーを感じました。

他人、自分、風、光、山、海、鳥、昆虫など、私たちは別々のものと思い込んでいるのですが、実は、無意識深いところで繋がっているのではないでしょうか。今回のZen2.0のテーマである「分断から調和へ」を思い出しました。

お抹茶は冷水でも点てることができます。今回は各自凍らせたペットボトルの水を持ってきて、冷水で点てました。冷たいお抹茶も大変美味しいです。和菓子は、清流にお魚。写真では分かりにくいのですが、和菓子の上の緑の所が、魚の形になっています。お抹茶、和菓子にも季節が感じられます。

野点終了!どうです?私達、前の写真と較べて、より自然に溶け込んでいるように見えませんか?

そして、もちろん、今回飛び入り参加した蝉さんも、素晴らしい成長を遂げました。最初の透明感のある写真と較べてみてください。私の胸元にいる蝉さんは、茶色く変化しています。

素敵な場に同調したかのように、富士山の出現と蝉さんの同席、自然の神秘に皆で触れ、共感でき、素晴らしい体験でした。

そして、下山は、トトロが出てきそうな入口から。

スタッフ一同、マインドフルネス度を高め、当日はチームワークで、皆様がよりマインドフルな状態になっていただけるよう、場づくりに努めたいと思います。

皆様のお越しを心よりお待ちしています。