1959年、ワシントンD.C.生まれ。
インドのナーランダ大学で仏教心理学を学んだ。アメリカの大学を卒業後、中国のGyondong医科大学で中医学を学ぶ。1988年に来日し、宮本常一の孫弟子になり、日本民族学の調査を行い、持続可能なコミュニティ「ブラウンズフィールド」を創立した。「発酵道」など日本の発酵文化にさまざまなプロジェクトに携わった。その後、作家、写真家、政府顧問として活躍。日本政府の観光スローガン「Japan Endless Discovery」を考案し、環境省の政策顧問も務める。2013年、文化庁長官表彰被表彰を受賞。
写真作家やドキュメンタリー映画プロデューサーとして、現代の時間や個人の存在を超越した日本の深層文化を作品し、NHK、CNN、ナショナルジオグラフィック誌などで紹介され、また国内外の美術館に収蔵される。フランス人監督ジャン＝クロード・ルブチャンスキーと組んだ映画『Gates of Shinto』などのプロデュースも手がける。
東京大学先端科学技術研究センターの「ROCKET異彩教育プログラム」の非常勤講師後、大学院大学至善館特命教授に努める。現在、博報堂「University of Creativity」で日本の音文化を研究するゼミをリードしている。
著書に『俺たちのニッポン』（小学館）、『日本力』（松岡正剛氏との共著）（PARCO）、『Japanese Samurai Fashion』（赤々舎出版）、 『失われゆく日本』（小学館）、『日本の面影』（Harvest出版）、『先祖返りの国へ 日本の身体感覚-文化を読み解く』（晶文社）、『京都派の遺伝子』（淡交社 ）、『UMUI』ほか多数。